造成工事とは?重要性や費用について解説していきます。  

皆さんこんにちは。茨城県内の外構工事・土木工事を承っている株式会社河原井です。弊社は公共工事から戸建て住宅の外構工事まで、幅広く手がけております。


土地の活用や売却を考えている方のなかには、造成工事を考えている方もいるでしょう。造成工事は、安全に土地を有効活用するために重要な工程のひとつです。この記事では、造成工事の概要や重要性、費用について解説します。


弊社は土木工事をはじめとしたさまざまな施工を手掛けております。施工事例もぜひご覧ください。


施工事例:https://www.kawarai-co.jp/showcase



■ 土地の造成とは



土地の造成とは、土地を有効活用するために、区画や形状を整えることをいいます。たとえば傾斜地や高低差のある土地に建物を建設したい場合、切土や盛土をしたり、樹木を撤去したりするなどして土地を整えることなどを意味します。


具体的な工事の内容には、「整地」「伐採・伐根」「地盤改良」「盛土」「切土」「土留め」などがあります。それぞれの工事について解説します。


◆整地

整地とは、地面を平らにならして整える工事です。地中にあるコンクリートガラや廃材、石、雑草などを取り除き、重機で締め固めて表面をきれいに固めます。主にでこぼこした土地や建物の解体後の土地、伐採や伐根後の土地などにおこなわれます。


◆伐採・伐根

伐採・伐根は、土地に生えている樹木や草を根本から取り除く工事です。伐採とは樹木の根から上の部分を切り倒すこと、伐根とは地中に残った根を取り除くことを意味します。


伐採・伐根は、建設予定地にある不要な樹木を伐採し、重機を使用して地中に残った樹木や草の根を取り除いていく流れでおこなうのが一般的です。地中に障害物を残さないようにし、建物の建設工事に支障をきたすことのないようにおこないます。


◆地盤改良

地盤改良とは、地盤の強度を高めて安定性を保てるようにするための工事です。以前川や海だった場所や、田んぼや埋立地などは地盤が軟弱なことが多く、そのまま建物を立ててしまうと不同沈下を引き起こす恐れがあります。将来的に建物が傾いてしまう恐れがあるため、大変危険です。


地盤改良が必要かどうかは、地盤調査によって判断されます。地盤改良にはさまざまな工法があり、表層付近の軟弱地盤全体の土にセメント系の固化材を混ぜて固める「表層改良工法」や、杭状補強体を使用して建物を支える「柱状改良工法」、鋼管杭を使用して建物を支える「鋼管杭工法」などがあります。


地盤の状態や土地の用途に合った地盤改良をし、土地が長期的に建物の荷重に耐えられるようにすることが目的です。


◆盛土

盛土とは、高低差のある土地や傾斜のある土地、低地などを平らにするために土を盛る工事です。地盤面が周りの土地や道路などと比べて低い場合は、盛土によって地盤面を高くすることで、豪雨や台風などの際に水が流れ込んで建物が浸水するのを防ぐ効果が期待できます。また、傾斜がある土地の場合は、盛土をすることで有効に利用できる面積を広げることが可能です。


盛土をした土地は切土に比べると地震や豪雨などの災害に弱いため、土砂の種類や盛り上げ方などを適切におこなうことが必要です。一般的には3〜5年程度で沈下が落ち着くとされているものの、石が混ざっていると空洞ができるため、10年程度かかることもあります。


◆切土

切土とは、高い土地や傾斜地などの一部を切り取り、平らな地面を作る工事です。もとの地盤を切り取るため、地盤が固く均等に締まっていて、盛土に比べると豪雨や地震などの災害にも強いといわれています。ただし、もとの地盤の強度によっては地盤補強工事や擁壁工事が必要になるケースもあります。


◆土留め(土止)

土留めとは、高低差のある土地や盛土によってできた斜面などが崩れないように、擁壁をつくる工事です。擁壁はコンクリートブロックや石積み、鋼製擁壁、矢板などさまざまな種類があり、土地の状態に合わせて適切なものを選択します。


造成工事なら豊富な実績をもつ河原井まで、お気軽にご相談ください。

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■造成工事の重要性と費用について



ここでは造成工事の重要性と費用についてそれぞれ解説します。


◆造成工事の重要性

造成工事が適切におこなわれないまま建物を建設すると、建物の安全性に大きな影響を与える恐れがあります。たとえば、地盤が軟弱なまま建物を立てると、不同沈下によって建物が傾いたり、倒壊したりするリスクが高まり大変危険です。その土地の状態に合わせて適切に造成工事をおこなうことで、建物の安全性を高めることにつながります。


また、地盤改良や排水対策などを適切におこなうことで、建設後の環境問題のトラブルを防ぐことにもつながります。


造成工事は建物の安全性や耐久性に大きな影響を与える重要な工程です。造成工事によって土地の状態や用途に合わせて整備されれば、長期的に安心して使用できる環境を提供できるようになります。


◆造成工事の費用ってどれくらい?


こちらは令和5年分、茨城県のデータになります。



造成工事は、工事内容によって費用相場も異なります。また、傾斜地であれば傾斜度が大きいほど費用が高くなる傾向にあります。


参照:国税庁「宅地造成費の金額表(茨城県)」より


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■株式会社河原井では、暮らしの基礎を支える造成工事をはじめ、土木工事、公共工事を幅広く承っております。



株式会社河原井は、茨城県の皆さまの暮らしを支え、これからも地域から愛される会社であり続けられるよう、適切な施工とお客様への真摯な姿勢を欠かさず弛まぬ努力を続けてまいります。


1. 豊富な実績と高い技術力

株式会社河原井は、茨城県を中心に多くの土木工事や公共工事を手掛けてきた実績があります。とくに河川護岸工事においては、堤防の設置や床止めなど、幅広い工事に対応しており、高い技術力を誇ります。


2. 地域密着の迅速な対応

地域密着型の企業として、迅速かつ柔軟な対応が可能です。地元のニーズに応じたきめ細やかなサービスを提供し、地域社会の安全と快適な暮らしを支えています。


3. 安全第一の施工

株式会社河原井は、安全管理を最優先に考えた施工を徹底しています。作業員の安全確保はもちろん、周辺環境への配慮も欠かしません。これにより、安心して工事を任せることができます。


4. 高品質な施工と納期厳守

高品質な施工を提供するために、使用する材料の品質チェックや施工手順の厳守を徹底しています。また、納期を厳守することで、計画的かつ効率的な工事を実現しています。


5. 環境への配慮

環境保護の観点から、施工中の水質や生態系への影響を最小限に抑える対策を講じています。これにより、持続可能な環境づくりに貢献しています。


施工事例を一部掲載しております。是非ご覧ください。

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