護岸工事とは?近年相次ぐ水害対策も併せて解説します。  

皆さんこんにちは。茨城県内の外構工事・土木工事を承っている、株式会社河原井です。弊社では公共工事から戸建て住宅の外構工事まで、数多く手がけております。


今回は私たちの生活を水害から守る「護岸工事」について、概要や施工方法、個人でできる水害対策などをご紹介します。


弊社は土木工事をはじめとした様々な施工を手掛けております。施工事例もぜひご覧ください。

施工事例:https://www.kawarai-co.jp/showcase



■護岸工事とは?



護岸工事とは、大雨や高潮、津波などから内陸を守るために、川岸や海岸に堤防を設置したり補強したりする工事です。護岸とは、水の流れによって岸が削られないように設置されるコンクリートや石などの構造物のことを指します。施工する場所の環境や用途に合わせて、適切な構造物が使用されます。


◆護岸工事を行う理由

護岸工事は、洪水や津波、高潮などの災害から人や建物を守るために行われます。また、河川の氾濫や侵食を防ぎ、自然環境の保全や再生を行う役割も担っています。水害の多い日本において、なくてなならない工事といえるでしょう。


護岸工事は、豊富な実績をもつ河原井までお気軽にご相談ください。

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■護岸工事で採用されている工法と注意点



護岸工事にはいくつかの工法があり、施工箇所に合わせて適切な工法を選択することが求められます。ここでは護岸工事の3つの工法と注意点について解説します。


◆護岸工事の3つの工法

護岸工事は、主に「張り石護岸工法」「コンクリートブロック護岸工法」「植生護岸工法」の3つの工法があります。それぞれについて解説します。


・張り石護岸工法

張り石護岸工法とは、石を積み上げて護岸を形成する工法です。自然素材である石を使用するため、自然環境に調和し、景観に配慮した工事が可能です。また、石は耐久性にも優れています。ただし、施工には高い技術が求められるため、工期が長くなる傾向にあります。


・コンクリートブロック護岸工法

コンクリートブロック護岸工法とは、コンクリートブロックを使用して護岸を形成する工法です。ブロックは規格化されているため低コストで容易に施工することが可能で、工期も短く済む傾向にあります。ただし、適切な排水対策を講じることが求められるほか、景観や環境への配慮が必要です。


・植生護岸工法

植生護岸工法とは、植物を利用して護岸を安定させる工法です。草木を植えることで土壌を固定するため、自然環境を守り、環境に配慮しながら施工することが可能です。ただし、植物の成長に時間を要するため効果が出るまでに時間がかかるほか、定期的なメンテナンスも必要になります。


◆施工時の注意点

護岸工事を行う際は、まずは環境へ十分配慮することが求められます。施工中に河川の水質を悪化させたり生態系に悪影響を与えたりすることのないよう、対策を講じることが重要です。


同時に、作業員の安全を確保することも重要です。水辺での作業における安全装備の使用や、緊急時の対策などの準備をしておくことが求められます。河川の水位や天候を考慮し、安全に作業ができるように施工時期を適切に選定することも大切です。


さらに、環境と安全に配慮したうえで、十分な品質管理を行うことも求められます。使用する材料の選定や施工手順の厳守などに配慮することが大切です。


株式会社河原井は「水道設備指定工事店」「指定給水装置工事事業者」の認定を受けております。


護岸工事においても豊富な実績をもつ河原井まで、お気軽にご相談ください。

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■水害はどのくらい起きている?個人でもできる対策はあるの?



日本は雨が多い気候であるため、大雨による河川の氾濫は全国各地で発生している状況です。国土交通省による「水害統計」によると、令和元年末時点の全国1,741市区町村のうち、平成23年から令和2年までの10年間で一度も河川の氾濫などによる水害が起きていないのは、わずか56市区町村(全体の3.2%)という結果が報告されいます。


多くの市町村で水害が発生している状況からも、水害は日本において身近な災害のひとつといえるでしょう。


◆家庭ではどんな備えが必要?

水害はいつどこで発生してもおかしくないので、命を守るためには家庭での日頃の備えが重要です。ここでは今からできる4つの備えを紹介します。


・「水害ハザードマップ」で家や地域の水害リスクを知る

まずは自宅とその周辺のハザードマップを確認し、どの程度水害のリスクがあるのか、特に危険な箇所はどこなのかを確認しておきましょう。自宅やその周辺の浸水の危険性をふまえて、自宅でどのような備えが必要かを検討することが大切です。


河川や海岸に近い場合、くぼ地の場合、高台の場合など、住んでいる場所によって必要な対策は異なります。高台であっても、排水設備の機能を上回る降水量の際には排水溝から雨水が溢れて浸水することもあるため、油断せず必ず備えをしておきましょう。


・避難場所や避難経路を事前に確認する

ハザードマップをもとに、避難場所や避難経路を事前にしっかりと確認しておくことも大切です。避難経路はハザードマップを参考にし、氾濫する可能性のある河川や浸水の危険のある地域を避けて避難場所まで行けるように十分に確認しておきましょう。地図上だけでなく、実際に歩いてみることで、より周囲の安全を確認しやすくなります。


・非常時の持ち出し品を事前に準備する

大雨などの際にすぐに避難できるよう、非常時の持ち出し品は事前に準備しておき、日頃から中身の点検や補充を行うようにしておきましょう。必要なものは家族構成によって異なるため、乳幼児がいる家庭であれば育児用品、持病のある方の場合は常備薬などをすぐに持ち出せるようにしておくことが大切です。


・家族が離れているときの安全確認の方法を決めておく

避難が必要なときに家族全員が自宅にいるとは限らないため、非常時の安否確認方法は事前に話し合って決めておきましょう。通信会社では固定電話や携帯電話、インターネットによる「災害用伝言サービス」を提供しているので、これらの利用方法を確認し、いざというときに活用できるようにしておくことが大切です。


国土交通省:「ハザードマップポータルサイト


総務省:「災害用伝言サービス


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■株式会社河原井では、暮らしの安全を守る護岸工事をはじめ、土木工事、公共工事を幅広く承っております。



株式会社河原井では、茨城県の皆さまの暮らしを支え、これからも地域から愛される会社であり続けられるよう、適切な施工とお客様への真摯な姿勢を欠かさず、たゆまぬ努力を続けてまいります。


1. 豊富な実績と高い技術力

株式会社河原井は、茨城県を中心に多くの土木工事や公共工事を手掛けてきた実績があります。特に河川護岸工事においては、堤防の設置や床止めなど、幅広い工事に対応しており、高い技術力を誇ります。


2. 地域密着の迅速な対応

地域密着型の企業として、迅速かつ柔軟な対応が可能です。地元のニーズに応じたきめ細やかなサービスを提供し、地域社会の安全と快適な暮らしを支えています。


3. 安全第一の施工

株式会社河原井は、安全管理を最優先に考えた施工を徹底しています。作業員の安全確保はもちろん、周辺環境への配慮も欠かしません。安心して工事をお任せください。


4. 高品質な施工と納期厳守

高品質な施工を提供するために、使用する材料の品質チェックや施工手順の厳守を徹底しています。また、納期を厳守することで、計画的かつ効率的な工事を実現しています。


5. 環境への配慮

環境保護の観点から、施工中の水質や生態系への影響を最小限に抑える対策を講じています。これにより、持続可能な環境づくりに貢献しています。


施工事例を一部掲載しております。ぜひご覧ください。

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株式会社河原井は、公共工事から戸建て住宅の外構工事まで、幅広い工事を承っております。護岸工事はもちろん、各種公共工事や外構工事でお困りごとやお悩みごとがありましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。