みなさんこんにちは。茨城県内の外構工事・土木工事を承っている、株式会社河原井です。弊社は戸建て住宅の水道引き込み工事をはじめ、外構工事や公共工事など幅広く手がけております。
今回は「水道引き込み工事の費用と注意点」についてお伝えしていきます。
■水道引込み工事とは
水道引き込み工事とは、水道本管から住宅の敷地内に水道管を引き込むための工事です。水道本管は基本的に公共の道路沿いに埋設されており、そこから分岐工事を行います。
住宅を新築する際には、基本的に給水管引き込み工事と下水道引き込み工事が必要です。この工事をすることによって、家庭で水道水を使用したり、下水道本館に生活排水を流したりできるようになります。
公共の水道本管に関わる工事は、工事の許可を受けた「指定給水装置工事事業者」でなければ行えません。
■水道引き込み工事にかかる費用相場
水道引き込み工事にかかる費用は、30万円から50万円程度が相場といわれています。水道管を1m引き込む場合、15,000円〜20,000円程度が工事単価の相場として一般的です。たとえば水道管を20m引き込む場合、工事単価の相場をもとに計算すると、30万円から40万円の費用がかかるということになります。
ただし、敷地や前面道路の状況、口径のサイズなどによっては、さらに費用がかかるケースもあります。業者に見積りを依頼する際には、内訳の詳細も確認することが大切です。
◆すでに水道管が引き込んである場合
中古住宅の場合や、以前建物があった場所が更地になっている場合など、すでに水道管が引き込んであるケースもあります。この場合は水道引き込み工事は不要です。
ただし、水道引き込み工事が行われてからかなりの年数が経過しており水道管に古い鉄管が使われているようであれば、水道管の交換が必要になるかもしれません。劣化した状態のまま使用を続けると、健康被害や漏水などのトラブルが発生する恐れがあります。
また、現在では口径20mmのものが一般的ですが、古いものだと13mmが使用されている可能性が高いです。口径13mmのタイプが使用されている場合、蛇口やシャワーから出る水の水圧が弱いと感じるでしょう。そのため、建て替えやリフォームの際に、水道管を新しい20mmのものに交換するケースがよくあります。
水道管の交換にかかる費用は、新しく水道を引き込む際と同程度かかる場合が多いです。
◆水道引き込み工事の際に別途必要な費用
水道本管から自宅の敷地内へ水道管を引き込む際は、工事費用以外にも「給水申込納付金」と、各種手数料などの費用がかかります。
給水申込納付金とは、「水道加入金」や「分担金」と呼ばれる場合もあります。給水装置の新設や修繕の際に必要な負担金で、依頼主が自治体へ納付します。自治体によって名称や金額が異なり、そもそも不要としている自治体もあるため、事前に確認しておきましょう。
給水申込納付金の相場は、次の通りです。
口径13mm:2万円から12万円程度
口径20mm:6万円から29万円程度
口径25mm:30万円から66万円程度
一般的な口径は20mmですが、同居家族の人数が多い場合など水の使用量が多い家庭では、25mmの口径を利用している場合も多いです。口径のサイズが大きくなるにつれて給水申込納付金の金額も上がり、40mm以上になると100万円を超えるケースもあります。
また、各種手数料には、「設計手数料」や「分岐手数料」などが必要です。1件あたり5,000円から10,000円程度の手数料がかかるのが一般的です。
■水道引き込み工事が高額になりやすい要因
水道引き込み工事が必要な際に、見積りの金額が高額で驚いたというケースも少なくありません。あまりにも高額だと、「悪徳業者なのではないか」と不安になってしまうこともあるでしょう。
しかし、前項で紹介した費用相場と照らし合わせることで、見積りの金額が適正であるかを判断できます。ただし、敷地や前面道路の状況、口径のサイズなどによっては、相場よりも費用が高額になってしまうケースもあります。
ここでは水道引き込み工事が高額になる要因について解説します。
◆水道本管から住宅までの距離が遠い
水道本管から住宅までの距離が遠いと、それだけ長い水道管が必要になり、部材の費用も工事費用もかさみます。前項で紹介した通り、1mあたり15,000円の費用がかかるとすると、水道本管から自宅までの距離が20mの場合の費用は30万円なのに対して、100mの場合は150万円もかかってしまいます。
水道本管から遠くなるほど費用が高額になるため、慎重に土地選びをする必要があるでしょう。
◆県道や幹線道路に面している
自宅の前に県道や幹線道路が通っている場合は、水道引き込み工事の費用が高額になる場合が多いです。県道や幹線道路は交通量が多いため、通常の道路よりも耐久性を高めるためにアスファルト舗装が厚くなっていることが多いです。
水道本管から引き込み工事をする際の掘削作業が通常よりも大変なので、費用が高額になりやすい傾向にあります。
◆水道管の口径が大きい
一般的な住宅で使用される水道管の口径は、「13㎜」「20㎜」「25㎜」の3種類が主流です。口径が大きくなるほど送水量も増えて水圧が高くなる反面、給水申込納付金も高額になる傾向にあります。
■株式会社河原井では、住宅の水道引き込み工事をはじめ公共工事を幅広く承っております。
弊社には、さまざまな住宅の外構工事や公共工事を手掛けてきた、確かな実績があります。地域密着の強みを生かし、迅速で柔軟な施工をお約束いたしますので、お気軽にお問い合わせください。茨城県の皆さまの暮らしを支え、これからも地域から愛される会社であり続けます。
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