土木工事としてキャリアアップするなら取得したい資格とは!

皆さん、こんにちは。

茨城県東茨城郡を拠点に、県内で一般住宅から土木工事・公共工事を手掛けている株式会社河原井です。


最近は人間の仕事が人工知能に奪われるという話もありますが、職を脅かされるのは、分析力とアウトプットでAIに勝てないITや金融関係など。特に土木工事はAIの及ぶところではありません。

機械ではできない技術を身につけていれば、一生を通じて働けます。


長く土木業界で働くうえで大切なのが「資格」です。土木はスタート時点では未経験でも、働きながら資格を取得することでキャリアアップにつながり、手当がプラスされて給与も上がり、会社からもスペシャリストとして大切な存在と見なされます。

今回は土木作業員の仕事やキャリアアッププランについてご紹介します。




■土木工事の仕事内容を紹介! 将来性がある理由もお教えします! 



土木は、建物はもちろん道路や鉄道、河川や港湾など、暮らしを営むうえで欠かせない大切なインフラをつくる仕事です。


具体的な工事の種類としては、道路工事やトンネル工事、護岸工事、ダム工事、橋梁工事、土地区画整備、水道工事など幅広い分野を手がけます。

そしてこの土木工事の現場に携わるのが、土木作業員。工事に必要な資材や道具の運搬にはじまり、掘削や地下の水道・ガス補修などさまざまな作業を行います。

よく鳶職と一緒にされることがありますが、鳶職は足場の建設・解体を主に行うので、まったく別の業種です。


土木工事の仕事内容は幅広い分、専門性が必要とされるので、多くの工事において資格保有者の配置することが法律によって定められています。

自身が携わる業務や得意分野で資格を取得することにより、スキルアップやキャリアアップにつなげることができます。

資格をもっていることでより専門性の高い仕事に携われるようになり、会社から重宝されるだけでなく、資格手当や技能手当などが加算されて年収アップも期待できます。


資格のなかには、受験資格が問われず誰でも受験できる資格もあれば、経験年数など受験資格を満たさないと受験できないものもあります。また一つの資格のなかでも1級・2級・3級とレベルがあり、たとえば1級を受験する際は2級に合格していることが条件になるなど、さながら難しいゲームをクリアするように、ステップアップしていくのもやりがいがあるものです。


では、具体的に土木業界のおすすめ資格を紹介します。




■資格取得のメリットとは? 土木工事のおすすめ資格をご紹介!



土木作業員になるにあたり、必要な資格はありません。ただし仕事をはじめてキャリアアップするには、資格があると有利。代表的な資格を紹介します。


・1級土木施工管理技士

国土交通大臣指定機関が実施する国家資格で、1級資格取得者は、土木工事のあらゆる分野で主任技術者・監理技術者になることができます。

工程管理・品質管理・安全管理・原価管理・環境管理を中心に業務を行います。土木施工管理技士のニーズは高く、資格保有者がいることで公共工事など受注の幅が広がるので、重宝されます。


・2級土木施工管理技士

こちらも国土交通大臣指定機関が実施する国家資格。試験内容は、「土木」「薬液注入」「鋼構造物塗装」の3つがあり、合格した試験分野の主任技術者になることができます。この資格も受注拡大につながり、1級に比べれば合格率も高く、取っておくに越したことはない資格です。


・技術士、技術士補

公益社団法人日本技術士会が認定する国家資格で、土木工事の技術調査・設計・工事監理といった、いわゆる監理業務の試験です。技術士が1人いると公共工事の入札時に5点がプラスされるというメリットも。合格率も非常に高いのも特徴です。ちなみに技術士の補助担当の役割として、「技術士補」という資格もあります。技術士には1次試験と2次試験がありますが、1次試験の合格者などが国家登録することで技術士補になることができます。


・測量士、測量士補

公益社団法人日本測量協会認定の国家資格を意味します。測量士とは、測量計画を作成・実施する最高責任者。街区や道路計画の際、ベースとなる土地の位置や長さ、面積、高低差などのデータを取得するのが役目です。土木工事において、計画から竣工まで一貫して必要とされる、なくてはならない縁の下の力持ち。試験の難易度は普通レベルです。

また、実際の測量を行い建設予定地の基礎データを収集する「測量士補」という資格もあります。こちらは測量に関する専門教育を修了し、一定の実務経験を積めば取得できますが、国家試験コースで取得しようとすると難関になると言われています。


・コンクリート診断士

公益社団法人日本コンクリート工学会が認定するもので、民間の資格となります。コンクリート構造物を診断して問題を早期発見し、維持管理のための知識・技術を有する技能者となる資格です。さまざまな場所で活躍できる資格ですが、難易度はかなり高め。その分、有資格者数が少ないので狙い目です。


・コンクリート技士/主任技士

これも公益社団法人日本コンクリート工学会が認定する民間資格です。「コンクリート技士」は、コンクリートの製造・施工・検査・管理に携わる技術者のこと。「コンクリート主任技士」は、コンクリートの製造・工事・リサーチにおいて、計画や施工、管理、指導を行う技能を認定された技術者のことを意味します。コンクリート構造物は、建物はもちろん、トンネル、護岸、ダム、橋梁などいたるところに存在するので、もっていると重宝されますよ。


・下水道技術検定

日本下水道事業団が認定する公的資格で、下水道の計画設計に始まり、設置・改築工事・維持管理まで、総合的な下水道技術を問うための資格検定試験です。下水道は特殊なエリアをのぞいてほぼ張りめぐらされていますので、改築や維持管理工事はあちこちで発生するのが常。ニーズの高い資格です。レベルが3段階あり、第1種は難関ですが、第2種・第3種の難易度は普通です。


・1級・2級舗装施工管理技術者

一般社団法人日本道路建設業協会が認定するもので、こちらは民間資格になります。多様化・高度化する道路へのニーズに応えることができる技術者育成を掲げた資格です。下水道以上に道路はあらゆるところに通っていますので、新設・維持管理のニーズが非常に高いと言えるでしょう。1級・2級ともに難易度は普通と言えるレベルです。



■土木作業員のキャリアプラン



では、まったくの未経験から土木作業員のキャリアを始める場合、どのようなステップを踏むのかご紹介します。


まずは現場で、土工業務をつとめることからスタート。新人さんは先輩の土木作業員が仕事をしやすい環境づくりをすることで、徐々に仕事に慣れていきます。いきなり重大な責任を負うような仕事にはつかないので大丈夫。道具の準備や軽作業をすることで、仕事の基本を学んでいきます。会社にもよりますが数カ月は見習い期間として軽作業に従事し、先輩たちの作業を見ながら学んでいきます。


慣れてくると、機械土工業務も経験するようになります。ショベルカーやロードローラーなどを操り、路面の整地や掘削作業に携わります。公共工事でこうした重機を扱うには、講習で特別教育を受けたり免許を取ったりする必要があります。ちなみに操作だけでなく運転するとなると、また別の資格が必要になります。


そして経験を積んで、資格をとって現場監督にステップアップ。作業場を管理するポジションとして、現場で采配を振るいます。見習い期間の若手からベテラン職人をまとめあげる重要な役割なので、土木作業を網羅していることが必要です。キャリアアップのうえで、一つの到達点と言えるでしょう。




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