皆さんこんにちは。茨城県内の外構工事・土木工事を承っている株式会社河原井です。
公共工事から戸建て住宅の外構工事など数多く手がけております。
弊社は土木工事をはじめとしたさまざまな施工を手掛けております。施工事例もぜひご覧ください。
■ 道路の基本構造と各要素、耐用年数について
参照:施工事例「茨城県 城里町 道路舗装工事 切削オーバーレイ工法」より
道路は5つの層で構成されており、下から順に「路床」「下層路盤」「上層路盤」「気層」「表層」と重なっています。各層にはそれぞれ異なった特徴があり、材料や役割もさまざまです。
参照:国土交通省「第6章 道路舗装に関する設計基準」より
ここでは道路の構成層について、役割や材料、強度、耐用年数などの各要素を解説します。
◆路床(サブグレード)
路床は一番下の層で、道路全体の基礎となり、すべての荷重を支える役割を担います。自然の土壌や人工改良土でできており、高い強度や支持力、安定性が特徴です。適切な排水と管理がおこなわれれば、長期間持続可能です。
◆下層路盤(サブベースコース)
下層路盤は、上層路盤の荷重をさらに分散し、地盤の安定性を確保する役割があります。砕石や砂利でできており、基層のサポートを強化しながら長期的な安定性を保てるのが特徴です。耐用年数は設計や使用環境により変動するものの、一般的には20〜40年程度とされています。
◆上層路盤(ベースコース)
上層路盤は、表面層の荷重を均等に分散して地盤に伝える役割があります。砕石やアスファルト混合物でできており、表面層の下で高い支持力を発揮します。耐用年数は交通量やメンテナンス状況に左右されますが、15〜30年程度であることが一般的です。
◆気層
気層は道路の上部に位置する層で、空気を通すことで温度や湿度を調整するための役割を担います。アスファルト混合物でできており、表層に加わる荷重を均一に路盤に伝達する役割も果たします。
◆表層(舗装層)
表層は道路の一番上の層で、車両の荷重を直接受ける層です。荷重を受けるほか、雨水の排水を助ける役割もあります。主にアスファルトやコンクリートでできており、スムーズな走行感で、耐摩耗性が高いというのが大きな特徴です。耐用年数は10〜20年程度であることが一般的ですが、定期的なメンテナンスを適切に行っていれば、より長く使用できるケースもあります。
参照:国土交通省「第6章 道路舗装に関する設計基準」より
道路のことなら、豊富な実績をもつ河原井までお気軽にご相談ください。
■道路の陥没はどれくらい発生している?原因は?
ここでは道路の陥没はどのくらい発生しているのか、どのような原因で陥没してしまうのかについてそれぞれ解説します。
◆道路の陥没はどれくらい発生しているのか?
幹線道路や住宅街などにおいて「道路の陥没が発生した」という事例は全国各地で起きており、メディアで大きく取り上げられるケースも度々発生しています。ごく一般的な道路に大きな穴が開いた映像や画像を見て、衝撃を受けた方もいるでしょう。
参照:国土交通省「道路の陥没発生件数とその要因(令和4年度)」より
上記の図からも分かるように、令和4年に発生した道路の陥没件数は全国で10,000件を超えています。
◆道路が陥没する原因は?
道路が陥没する原因は、鍾乳洞など自然に生成した空洞によるものや、下水道管の破損による土砂の流入、地震による路面の陥没やひび割れ、工事による土留めの壁面の強度不足など、ケースによってさまざまです。
参照:東京大学 生産技術研究所「路面下空洞の実態と陥没対策」より
道路の補修は、豊富な実績をもつ河原井までお気軽にご相談ください。
■埼玉県八潮市で発生した道路の陥没事故について
2025年1月28日に発生した埼玉県八潮市の道路の陥没事故は、下水道管が破損し、その亀裂から土砂が入り込んだことで地中に空洞ができたことが原因と考えられています。下水道管に硫酸が発生しやすい場所であったことと、地盤が軟弱であったことが下水道管の破損につながったのではないかと考えられています。
参照:「日本経済新聞」より
◆道路の陥没にサインはあるのか?
道路の陥没は、地表からは前兆を感じることが難しいといわれており、前兆なく陥没が発生するケースが多いです。ただし、地下に空洞が存在する場合は路面にひび割れや段差、たわみなどが生じているケースもあります。普段から通行している道路にこれまでなかったたわみや集中的なひび割れがある場合は、陥没の可能性が疑われるケースもあるかもしれません。
しかし、地盤が軟弱な地域では空洞がなくてもひび割れや段差などが頻繁に発生するケースもあるため、道路の異変が必ずしも陥没の危険性に直結するわけではありません。
陥没事故を未然に防ぐためには、点検と早めの補修が大切です。気になることがありましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。
■株式会社河原井では、暮らしの基礎を支える道路工事をはじめ、公共工事などを幅広く承っております。
株式会社河原井では、茨城県内の公共工事をはじめ、外構工事・土木工事を承っております。幅広い現場での経験を生かした技術と知識で、お客様に最適な施工をご提供することが強みであり、細部にまで配慮した丁寧な対応も弊社の自慢です。
1. 豊富な実績と高い技術力
株式会社河原井は、茨城県を中心に多くの土木工事や公共工事を手掛けてきた実績があります。特に河川護岸工事においては、堤防の設置や床止めなど、幅広い工事に対応しており、高い技術力を誇ります。
2. 地域密着の迅速な対応
地域密着型の企業として、迅速かつ柔軟な対応が可能です。地元のニーズに応じたきめ細やかなサービスを提供し、地域社会の安全と快適な暮らしを支えています。
3. 安全第一の施工
株式会社河原井は、安全管理を最優先に考えた施工を徹底しています。作業員の安全確保はもちろん、周辺環境への配慮も欠かすことはありません。安心して工事をお任せください。
4. 高品質な施工と納期厳守
高品質な施工を提供するために、使用する材料の品質チェックや施工手順の厳守を徹底しています。また、納期を厳守することで、計画的かつ効率的な工事を実現しています。
5. 環境への配慮
環境保護の観点から、施工中の水質や生態系への影響を最小限に抑える対策を講じています。これにより、持続可能な環境づくりに貢献しています。
施工事例を一部掲載しております。ぜひご覧ください。
株式会社河原井は、公共工事から戸建て住宅の外構工事まで、幅広い工事を承っております。各種公共工事や外構工事でお困りごとやお悩みごとがありましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。