擁壁の種類(重力式・L型・間知石)を徹底比較!費用・強度・選び方を土木のプロが解説  

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参照:施工事例「茨城県 戸建て 擁壁工事」より

https://www.kawarai-co.jp/showcase/other/34631


「擁壁(ようへき)」とは、高低差のある土地において、斜面の崩落を防ぐために設ける壁状の構造物のことです。傾斜地に家を建てたり、隣地との高低差が生じたりした場合に、法的に設置が求められます。擁壁には複数の種類があり、土地の条件や予算、用途によって最適な種類が異なるため、適切な選択をすることが重要です。


茨城県東茨城郡を中心に、造成工事や外構工事を数多く手がけてきた株式会社河原井では、「擁壁を新しく設置したい」「古い擁壁が傾いてきて不安」というご相談を多数いただいています。この記事では、代表的な3種類の擁壁を比較し、後悔しない選択ができるよう情報を整理したので、ぜひ参考にしてみてください。



■擁壁の種類と基本的な特徴



擁壁の工法は大きく3種類に分けられます。業者との打ち合わせをスムーズにするためには、それぞれの仕組みを図解的に把握しておくことが大切です。


① 重力式擁壁(じゅうりょくしきようへき)

コンクリートの重さで土圧を支える最もシンプルな擁壁です。鉄筋を使わない「無筋コンクリート造」が多く、構造が単純で施工しやすいのが大きな特徴です。高さが低い場所や地盤が安定している場所に向いており、設置後は垂直に近い形で仕上がるため、敷地を広く使えます。


特徴まとめ

無筋コンクリート/低コスト/高さ1m程度の低い場所向き/垂直施工可


② L型擁壁(RC擁壁・鉄筋コンクリート擁壁)

底面の土の重さを利用して土圧を支える構造で、アルファベットの「L」に似た断面形状になる擁壁です。工場で製造されたプレキャストコンクリート製品を現場で組み立てる方法が主流で、現在の新築・造成工事では最も一般的な選択肢となっています。


鉄筋が入っているため強度が高く、垂直に施工できるため、土地を有効活用したい場合や、高低差が比較的大きい場所に向いています。


特徴まとめ

鉄筋コンクリート製/垂直施工で敷地を広く使える/工期が短い/現在の主流工法


③ 間知ブロック擁壁(けんちブロック擁壁)

「間知(けんち)」とは、1辺が約30cmほどの大きさが揃ったブロックを指します。間知ブロック擁壁とは、コンクリートブロックを斜めに積み上げ、裏込めコンクリートで固定する伝統的な工法です。


斜面や河川沿いでよく見かける擁壁で、高さ5mまで設置可能でとなっており、高低差が大きい場所にも対応できます。一方で、壁が斜めになるため、土地の利用可能面積が減少する点は注意が必要です。


特徴まとめ

ブロック積み斜め構造/高低差が大きい場所(〜5m)向き/比較的コストを抑えやすい


擁壁工事をご検討なら、ぜひ河原井まで!豊富な実績と確かな技術で、末長く安全な擁壁を施工させていただきます。まずは無料相談、お見積りをお気軽にご利用ください。


無料相談・お見積りはこちら

https://www.kawarai-co.jp/contact



■3種類の擁壁を徹底比較



下表は、3種類の擁壁を主要な比較軸で一覧にまとめたものです。業者への問い合わせ前に確認しておくと、打ち合わせの効率が大幅に向上します。



※費用はあくまで目安で、土地の状態・地盤・立地条件によって大きく変動します。正確な金額は、現地調査後の見積りでご確認ください。


擁壁工事の費用相場と計算方法

擁壁工事の費用は「1㎡あたりの単価 × 施工面積(高さ × 幅)」で概算できます。たとえば、高さ2m・幅10mの擁壁を設置する場合、施工面積は20㎡となります。



費用が変動する主な要因

費用が変動する主な要因は、下記の通りです。


・地盤の状態(軟弱地盤の場合は地盤改良が別途必要)

・高低差の大きさ(大きいほど単価が上がる)

・現場の立地・搬入路の状況(重機の入りにくい場所は追加費用が必要)

・既存擁壁の撤去の必要生(撤去の場合は数十万円〜の解体費用が加算)

・水抜き穴の設置数・配管工事の内容


適正な費用感を把握するためには、複数の業者から見積りを取り、材料費・労務費・仮設費などの内訳を比較することが重要です。総額だけの見積りしか提示しない業者には注意しましょう。


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■あなたの土地に合った擁壁の選び方



擁壁の種類において、「どれが一番良いか」は土地の条件と優先事項によって異なります。以下のチェック表を参考にして、状況に合った擁壁を選ぶことが大切です。



実際の判断フロー

株式会社河原井では、擁壁工事のご相談をいただいた際に、以下の流れでヒアリングを行っています。ご自身でも事前に整理しておくと、打ち合わせがスムーズになります。


・高低差を確認する(1m以下か、2〜3m程度か、5m近くあるか)

・施工後の土地をどう使うか明確にする(駐車場・庭・建物建設など)

・予算の上限を決めておく(材工一式でいくらまで可能か)

・既存の擁壁がある場合は、設置年・材料・ひび割れの有無を確認する

・茨城県の崖条例・建築確認申請の要否を確認する(高さ2m超は申請が必要)


工事前に知っておきたい法律と手続き

擁壁工事は周囲の安全に関わる工事であるため、いくつかの法律が関係します。工事を進める前に、必ず確認しておきましょう。


建築基準法:高さ2mを超えると確認申請が必要

建築基準法の規定により、高さが2mを超える擁壁を設置する場合は、着工前に「建築確認申請」を行い、行政または確認検査機関のチェックを受ける必要があります。許可が下りるまで工事を開始できないため、余裕をもったスケジュールを組みましょう。


宅地造成等規制法:区域内は事前許可が必須

都道府県知事が指定した「宅地造成工事規制区域」内での工事は、事前に知事の許可を取得することが義務づけられています。茨城県内にも指定エリアが存在するため、施工箇所について事前に確認しておきましょう。


崖条例(茨城県):2m以下でも申請が必要な場合あり

「崖条例」は各都道府県が独自に定めており、高さが2m以下でも申請対象となるケースがあります。茨城県内での工事の際は、まず管轄の行政窓口または専門業者に確認することが重要です。


株式会社河原井は、茨城県東茨城郡を拠点に公共工事から戸建ての外構工事まで幅広く手がける地元密着の土木工事会社です。擁壁工事においても設計・施工・申請サポートまで一貫して対応しており、豊富な公共工事の経験から培った技術力で施主様の大切な土地をお守りします。まずは無料相談、お見積りをお気軽にご利用ください。


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■よくあるご質問(FAQ)



よくある質問への回答は、以下の通りです。


Q 既存の間知ブロック擁壁が古くなってきました。補修か撤去かどちらが良いですか?


A ひび割れの深さや傾きの程度によります。表面のひび割れが浅い場合はモルタルで補修できる場合もありますが、「全体的に傾いている」「水抜き穴がない」「築30年以上」などの場合は、撤去・新設をおすすめします。現地調査で判断しますので、まずはご相談ください。


Q 擁壁工事に補助金は出ますか?


A 擁壁工事の補助金制度は、各市区町村によって異なります。茨城県内では、宅地耐震化推進事業など、一定条件を満たす擁壁の撤去・改修費用を補助する制度が設けられている自治体があります。ご自身の土地が対象エリアかどうか、まずは市役所または弊社にご確認ください。


Q L型擁壁と間知ブロック擁壁、どちらの方が長持ちしますか?


A どちらも適切に施工された場合の平均耐用年数は、約30〜50年とされています。ただし、水抜き穴の詰まりや地震の影響で劣化が早まるケースもあるため、定期的な点検(5〜10年ごと)で早期発見・補修を行うことが長寿命化の最大のポイントです。


Q 見積もりだけお願いしてもよいですか?


A もちろんです。株式会社河原井では、現地調査・お見積もりを無料で承っています。「まだ依頼するか決めていない」という段階でも、お気軽にお問い合わせください。工事費用の概算を把握されてからご判断いただいて構いません。


今回ご紹介したもののうち、どの工法を選ぶにしても、現地調査なしに正確な費用は算出できません。「高そうで相談しにくい」と感じるかもしれませんが、まずは相談だけでも構いませんので、ぜひお気軽にお問い合わせください。株式会社河原井では、お客様の土地の状況を正確に把握したうえで、最適なプランと費用をご提案しています。


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